舌を噛む
2021/7/29
コンビニで買って、口に入れた瞬間、それが違うことにすぐ気づきました。
輪ゴムの味がします。
よく見たら、フェイクミートでした。
大豆で作ったくせに「肉厚半生ジャーキー」なんて分不相応に生意気な名乗りをしている。
だったらこんな写真のせてんじゃないよと。
「噛めば噛むほど牛タン」
牛タンとは言ってない。「噛めば噛むほど」牛タン。なので、噛まなければ牛タンではない。
牛タンじゃないと思ったらお前の「噛み」が足りない。と。そういうことなんでしょうか。
でもこの写真は完全に牛タンを使ってるでしょう。どうなんですかこれ。グレーですよね。
ちなみに牛タンの味は一切しません。焼き肉のタレの味がしますが、焼肉屋に行って牛タンを頼むとだいたい、塩とレモンで食わすはずなので、それも違うし。
これは個人差ですが、噛めども噛めども、ただ輪ゴムです。牛タンは一向に現れてはくれませんでした。似ても似つかない全くの別物です。牛タンのgの字も無い。素人が修復した壁画のように別物です。
ただ、なんのことはない、大豆だと言われて、気づきました。油揚げです。
油揚げだと思って食べれば、完全に油揚げであり、油揚げ以外の何物でもないくらいに一致しました。こうして人間は簡単に騙されます。
ただ、フェイクミートだと分かっていたら、絶対に買わなかったので、厳重抗議の意を表明したいです。これなら「蒲焼さん太郎」を食ったほうが良かったです。こんな世の中に誰がした。
こんどイデオロギーポジショニングでそういう主張をしてくるヤツがいたら「お前みたいなやつのせいでエラい目にあった」と怒鳴りつけてやろうと思います。でも相手が汐留の社員だったら言えないですね(私にも生活がありますので)。渋々アグリーせざるを得ません。汐留に命令されたら教義に反してまでサウナでメディアアートを見たりしてしまうかもしれません。生きるって大変ですね。引き続き何卒よろしくお願いいたします。